黒松盆栽育成記
三河黒松の実生 芽切り挿し芽小品 イ鉢
種子を2018年の3月に買っているので、2018年に実生した3年生の三河黒松になります。
この樹は芽切り挿し芽というのをしています。種を蒔いて発芽したときに、軸を切って挿木(芽)をします。そうすると腰高にならない(下の方から枝が出やすい)樹になります。
この樹も下の方から枝が出ているのが分かります。挿し芽をすれば全て下から枝が出るとは限らないので、これはまあ、その線では成功した樹だと思います。
めっちゃ出ています。出すぎですが、使えない場所にあるのもあるので、その内摘みます。
一番上に伸びているのは犠牲枝で、根元を太らせるために伸ばしているのですが、ある程度太くなったら切り取ります。太くなりすぎると犠牲枝を切った跡が大きくなるので、程良い時期に切ります。
根張りもなかなかいいです。
今年の春に植え替えました。用土は桐生砂単用です。
三河黒松の実生 芽切り挿し芽小品 ロ鉢
こちらも同時期に芽切り挿し芽した三河黒松です。
足元の巻き具合がいいのでピックアップ。
三河黒松の実生 文人風 ハ鉢
文人の三河黒松。こちらは挿し芽はしていません。一の枝から上は切ろうと思っています。
一の枝。
根元が細いです。針金をかけた部分は刺激を受けて太ります。根元はもう少し太らせます。
ちょっと曲がゆるいので、幹はなるべく太らせないようにします。
三河黒松の実生 文人風 ニ鉢
これも文人風です。寝ていますが。
立てるとこんな感じ。曲がゆるいので冬に針金をかけます。
超鋭角な枝。2本はいらないので奥のは切る予定です。
三河黒松の実生 寄席植え9本立 ホ鉢
最後は寄せ植えです。9本立ち。
ただ寄せて植えただけです。針金を冬にかけます。どうかけるかは未定。
コメント