ネットよりアルバイト!高齢者こそ外に出て人とつながろう

ネットよりアルバイト!高齢者こそ外に出て人とつながろう こころと生き方

家にこもってネットをしていると、一日があっという間に過ぎてしまいます。
私もネットビジネスをやってみたことがあります。古本を仕入れて出品し、植物を育てて売る──そうした作業は嫌いではありませんでした。
ですが、結果としては孤独な時間の連続でした。パソコンの前で黙々と作業しても、誰とも話さない日が多い。収入も作業量のわりにわずかで、時給に換算すると数百円。
そんな日々を続けて、ふと「このままでいいのか?」と思ったのです。

アルバイトはお金以上の価値がある

そこで、思い切って外で働くことにしました。
正直、最初は不安でした。年齢的に体力も落ちていますし、新しい職場でやっていけるのか心配もありました。
けれど、働き始めてすぐに気づきました。アルバイトにはお金以上の価値があるということです。

  • 人と挨拶を交わすだけで、気分が明るくなる
  • ちょっとした会話が、思いがけず楽しい
  • 仕事を終えたあとの達成感が、生活にハリを与える

家に閉じこもっていたころには得られなかった充実感がありました。

友人は歳をとってからでもできる

「高齢になったら友達はできない」とよく言われます。
でも、それは嘘です。新しい職場では、同年代の人とも、年下の人とも仲良くなれます。
世間話をするだけでも、孤独感は薄れていきます。
中には、同世代の異性と自然に仲良くなることもあります。年齢なんて関係なく、人とのつながりは作れるのだと実感しました。

ネットのつながりもまた一つの形

ネットを否定しているわけではありません。
私の友人の60代はネトゲで知り合った人とオフ会に県外まで行ったりしています。
ネットを通じて人とつながり、楽しい時間を過ごしている人もたくさんいます。
ネットの世界に時間の多くを割いているような私ですが、ネットの世界とは無縁な同胞もいるのです。
人はさまざま。それぞれの生き方があっていいと思います。

引きこもりがちな同胞へ

もし今、家にこもりがちで「毎日がつまらない」と感じているなら、外に出てみませんか。
週に数日、数時間のアルバイトで構いません。社会に出ると、体も心も少しずつ元気になっていきます。
孤独死の話題がニュースで流れるたび、「自分もそうなるのか」と不安になることがあるかもしれません。
でも、人と関わる時間を持つだけで、その不安は薄れていきます。

まとめ──社会に出ることで人生は変わる

ネットの世界には可能性がありますが、高齢者にとっては孤独を深める面もあります。
一方で、アルバイトは人との交流を通して気持ちを若返らせてくれます。
収入は小さくても、生活は豊かになります。

今さら、とためらわなくてもいいのです。
今だからこそ、社会に出よう。
そして、そこで出会う人たちとの時間を楽しみましょう。
人生は思った以上に、何度でも新しく始められます。

こころと生き方
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