若者の世界では、SNSや動画配信を通じて次々に新しい言葉が生まれています。高齢者には耳慣れないものばかりですが、意味を知ると会話についていきやすくなります。ここでは、2023〜2025年に使われ始めた比較的新しい若者言葉をジャンル別に紹介します。あわせて使い方の例文も添えました。
略語・造語タイプ
- シゴデキ:「仕事ができる人」。例:「あの先輩、ほんとシゴデキ!」
- キャパい:キャパオーバーから。「もう無理」。例:「課題多すぎてキャパい」
- 秒で:「すぐに」。例:「秒で行くから待って」
- エゴい:「自分勝手」。例:「あの言い方エゴいな」
- 詰んだ:状況が終わった。例:「電車止まった…詰んだ」
- グイる:強引にいく。例:「昨日の合コンでめっちゃグイってた」
感情表現タイプ
- メロい:うっとり魅了される。例:「この曲、メロすぎる」
- てぇてぇ:尊いの強調。例:「推しカップルがてぇてぇ…」
- 尊死:尊すぎて死にそう。例:「尊死案件きた」
- しんどい:精神的にも辛い。例:「推しの笑顔、尊くてしんどい」
- は?よき:最高に良い。例:「今日のカフェ、は?よき!」
- 沼る:抜け出せない。例:「このゲーム沼ってる」
SNS発祥の言葉
- エッホエッホ:リズム言葉。例:「課題やらなきゃエッホエッホ」
- はにゃ?:困惑。例:「はにゃ?聞いてないけど」
- 無限○○:止まらない。例:「このプリン無限に食べられる」
- 界隈:SNS上の集団。例:「その界隈では常識らしい」
- エゴサ:自分の名前を検索。例:「昨日エゴサしたら褒められてた」
推し活・オタク界隈
- ガチ恋:本気で恋するファン。例:「推しにガチ恋してる」
- 限界オタク:感情爆発。例:「イベントで叫ぶ限界オタク」
- DD:誰でも大好き。例:「私はDDだから全員推せる」
- ビジュいいじゃん:見た目が良い。例:「今日の衣装ビジュいいじゃん!」
- 神運営:運営が最高。例:「神運営で感謝しかない」
日常で広がる新しい口癖
- ワンチャン:可能性ある。例:「ワンチャン勝てるかも」
- チル:まったりする。例:「今日は家でチルってる」
- エモい:感情が揺さぶられる。例:「昔の写真、超エモい」
- きまZ:「決まってる」「かっこいい」意味。例:「あの髪型きまZ」キマゼットと読む
- こすい:ズルい。例:「その勝ち方こすいな」
- ぴえん超えてぱおん:泣きを強調。例:「失敗してぴえん超えてぱおん」
補足:昔からある言葉が“若者言葉”になることも
今回紹介した中には、もともと地方の方言や昔から使われてきた言葉が、若者の間で新しい意味合いを持つようになったケースもあります。たとえば「しんどい」は関西や西日本で古くから「疲れた」「だるい」という意味で使われてきました。しかし最近の若者は全国的に使うようになり、「精神的にきつい」というネガティブな意味に加え、「推しが尊すぎてしんどい」など感情の高まりを表すポジティブな文脈でも使うようになっています。このように、昔からの言葉が新しい使われ方で再解釈されるのも若者言葉の特徴といえるでしょう。
まとめ
若者言葉は常に変化しており、数年で古くなるものも少なくありません。「シゴデキ」「キャパい」「エッホエッホ」などはここ数年で広がった新語で、高齢者にはなじみにくい表現でしょう。意味を知っているだけでも、孫世代や若者の会話に混ざったとき「それってこういう意味ね」と理解でき、話題の橋渡しになります。全部覚える必要はありませんが、気になったものを少しずつ取り入れるだけで、世代間の距離はぐっと縮まります。
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