最近、独身で将来も結婚しないと決めている自分の子どものことを心配することが増えました。私は結婚して3人の子どもがおりますが、そのうちの1人が独身で、この先どうやって生活していくのか不安です。特に、自分が先に亡くなることを考えると、残された子どもがどのような生活を送るのか、考えると底知れぬ不安に陥ります。そんな中で、この記事「世界が少子化推進していた時代」を読み、ますます心配になりました。
この記事では、かつて「夫婦と子ども二人」という家族が標準とされていた時代があったと書かれています。私もその時代を知っているだけに、現在の家族構成の変化には驚かされます。1970年代から1980年代にかけて、家族の形が大きく変わり、特に核家族化が進んだ時代でした。しかし、今ではそのような家族は少なくなり、単身世帯が増加しています。これにより、自分の子どもも将来は一人で暮らすことになるのではないかと心配です。
1974年には「子どもは二人まで」という政府のキャンペーンが展開されていたと知り、驚きました。当時は人口爆発が地球の危機とされ、人口抑制政策が世界的に推進されていました。その結果として、現在の少子化が進行しているのだと理解しましたが、これが子どもの未来にどのように影響するのか、考えさせられます。
この記事では、日本の世帯類型の推移も詳しく説明されています。1980年代をピークに「夫婦と子」世帯は減少し、単身世帯が急増しているとのことです。特に、バブル経済の崩壊や就職氷河期が重なり、多くの若者が結婚どころではない状況に追い込まれた時代を経て、現在の状況に至っています。自分の子どももこの影響を受けているのかもしれません。結婚して家庭を持つことが難しい現代において、子どもがどのようにして安心して暮らしていくのか、不安が募るばかりです。
2050年には単身世帯が44％に達し、「夫婦と子」世帯は2割程度にまで落ち込むという予測も示されています。このような状況下で、子どもが高齢になったときにどのような生活を送るのか、ますます心配になります。特に、未婚のまま高齢になった場合、周りに頼る人がいなくなる可能性が高く、孤独死のリスクも増加するのではないかと考えています。
記事では、単身世帯が増加していることが、若者だけでなく、中年や高齢者にも広がっていることが指摘されています。生涯未婚率が増えている中で、今後は高齢未婚者がさらに増えると予測されています。これは、既婚者であっても高齢になった時に独居を余儀なくされる可能性が高いということです。子どもが将来、一人で生活する中で、どのようにして安心して暮らしていけるのか、心配でなりません。
また、記事では、「結婚したいけどできない」という不本意未婚が4割もいると書かれています。自分の子どももその一人かもしれません。このような状況で、どうやって幸せな生活を送ることができるのか、親としては悩みが尽きません。結婚し家族を持つことが幸せの全てではないかもしれませんが、一人で生きることの不安や孤独をどう解消するのか、どうしても考えてしまいます。
政府や子ども家庭庁が推進する少子化対策も、実際には効果が見られないと感じています。中間層の婚姻が増えなければ少子化は解決しないという現実に直面しながらも、具体的な解決策が見えてこないことに苛立ちを覚えます。政治家たちが真剣にこの問題に取り組んでくれることを願うばかりです。
結局のところ、子どもの将来を思うと、親としてできることは限られていますが、できるだけの何らかの対策をしていきたいと思います。独身で過ごす子どもが安心して生活できるように、今からでも準備を進め、必要な情報を集めておくことが大切です。特に、高齢になってからの生活を見据えて、どのように住まいを確保し、安心して暮らしていけるのか、具体的なプランを考える必要があります。
この記事を読んで、改めて子どもの将来に対する不安が募るとともに、親としてのかかわり方考えなければならないと強く感じました。これからも子どもが幸せに暮らしていけるよう、将来を見据えて微力ながら全力でサポートしていきたいと思います。
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