ワクチンの接種は自己責任の選択制であるべきです。
多くの発表データはバイアスのかかったものが多いと感じられます。
我々高齢者は情報弱者になりがちです。
様々な意見を検索し、情報を集めて判断して欲しいものです。
mRNAワクチンとは?
mRNAワクチンは、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質をコードするメッセンジャーRNAを注射し、体内でタンパク質を生成させることで免疫反応を誘導する新しいタイプのワクチンです。
従来のワクチンとは異なり、ウイルスそのものではなく、遺伝子情報を利用することで、ウイルスに対抗する免疫反応を引き起こします。
海外における健康被害の報告
米国のVAERS(Vaccine Adverse Event Reporting System)には、mRNAワクチン接種後の健康被害が数百万件報告されています。
これらの報告には、軽度から重度まで様々な副反応が含まれています。
軽度の副反応
- 接種部位の痛み
- 発熱
- 倦怠感
- 頭痛
- 筋肉痛
これらの症状は通常数日以内に収まりますが、報告される頻度は高いです。
重度の副反応
- アナフィラキシー: 接種100万回あたり約2~5件
- 心筋炎および心膜炎: 特に若年男性に多く、接種10万回あたり約10~20件
- 血栓症: 接種100万回あたり数件程度
欧州連合の医薬品規制機関は2022年に、頻繁なブースター接種が免疫系に逆効果を及ぼす可能性があると警告しました。
さらに、2021年の研究では、2回のmRNAワクチン接種後8ヶ月で未接種者の方が免疫機能が良好であるとの報告もあります。
これらの報告は、ワクチンの成分や生成されるスパイクタンパク質がプロ炎症反応を引き起こし、免疫系に悪影響を及ぼす可能性があることを示唆しています。
国内における健康被害の報告
日本でも、厚生労働省がワクチン接種後の健康被害について報告を集めています。
以下は、2023年末までのデータに基づく一般的な報告です。
軽度の副反応
- 接種部位の痛み: 約70%
- 発熱: 約30%
- 倦怠感: 約40%
- 頭痛: 約20%
- 筋肉痛: 約15%
これらの副反応は2~3日以内に自然に治まります。
重度の副反応
- アナフィラキシー: 接種100万回あたり約2~4件
- 心筋炎および心膜炎: 特に若年男性に多く、接種10万回あたり約10件
- 血栓症: 非常に稀で、具体的な発生率は明確に報告されていませんが、接種100万回あたり1件未満
これらの報告に対して、日本政府および厚生労働省は、これらの重度の副反応に対して厳密な監視を行っていますが、実際の影響は慎重に評価されるべきです。
自然免疫系への影響
mRNAワクチンの健康被害に関する懸念の一つとして、自然免疫系への影響が挙げられます。
一部の研究者は、mRNAワクチンが自然免疫系を弱体化させる可能性があると指摘しています。
例えば、mRNAワクチンの成分である脂質ナノ粒子や生成されるスパイクタンパク質がプロ炎症反応を引き起こし、免疫系のバランスを崩す可能性があるとされています。
また、mRNAワクチンの繰り返し接種により、特定の抗体(IgG4)が増加し、免疫応答が変化する可能性もあります。
IgG4抗体は通常、慢性炎症やアレルギー反応に関連する抗体であり、その増加は免疫系に異常な影響を与える可能性があります。
これにより、免疫応答が過度に抑制されることが懸念されています。
さらに、一部の研究では、mRNAワクチンの繰り返し接種がT細胞の機能に影響を与え、感染や腫瘍の制御が困難になる可能性が示唆されています。
今後の展望
mRNAワクチンの健康被害については、まだ多くの研究が必要です。
現時点では、軽度の副反応が一般的であり、重度の副反応は稀であるとされていますが、これらの報告は免疫系に与える影響について慎重に検討する必要があります。
ワクチン接種に関する情報を正確に理解し、個々の健康状態に応じた決定を行うことが重要です。
特に、健康被害が疑われる場合は、速やかに医療機関に相談することが推奨されます。
まとめ
mRNAワクチンの接種は、新型コロナウイルスに対する対策として広く推奨されていますが、その健康被害に関する報告も無視できません。
特に、自然免疫系への影響については、引き続き研究が必要です。
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