韓国で広がる高齢者差別 日本と韓国の違いと背景

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高齢者差別、韓国で拡大「年金虫」「入れ歯カチカチ」厳しい視線、背景に生産性の問題(GLOBE+) - Yahoo!ニュース
儒教の影響を受け年長者を敬う国だった韓国で、高齢者に対するエイジズム(年齢差別)が広がっている。そこまで広がっているのはなぜか、日本とはどこが違うのか。家族社会学が専門でエイジズムについて研究してい

韓国で広がる高齢者差別についてのニュースを読んで、私なりに感じたことをまとめました。私は67歳の年金受給者です。体はまだ動けますが、抑うつ感や疲労感があり、元気そのものとは言えません。日々の生活に迷いや不安を感じることが多い私にとって、このニュースはとても興味深く、そして心に残るものでした。

ニュースによれば、韓国では高齢者差別、つまりエイジズムが広がっているとのことです。韓国は儒教の影響を受け、かつては年長者を敬う文化が根付いていましたが、今や高齢者に対するネガティブな感情が強まっています。お金だけがかかり、何も生み出さない「年金虫」という言葉や、入れ歯がカチカチなる音を表す「トゥルタック」という言葉が老人嫌悪の象徴として使われているとのことです。これを読んで、私は非常に驚きました。日本でも高齢者に対する風当たりが強くなっていると感じることがありますが、ここまで露骨な言葉が使われることは少ないからです。

この差別が広がる要因として、経済的な問題が大きいとされていることにも納得しました。韓国では資本主義化と産業化が急速に進み、生産的でない高齢者は価値がないと見なされるようになったとのことです。日本でも経済的な格差が広がり、若者が高齢者を支える負担感を感じていることはよく聞きます。少子高齢化が進む中で、若者が自分の生活で精一杯になり、高齢者を支える余裕がないという状況は、どこの国でも共通の問題なのかもしれません。

また、韓国の若者が高齢者についてよく知らないために偏見が生まれ、差別が広がるという指摘も興味深かったです。若者が高齢者と接する機会が少ないと、どうしてもステレオタイプなイメージにとらわれがちです。私も、孫たちと一緒に過ごす時間が増えたことで、彼らが私たち高齢者に対してどう感じているのかを考えるようになりました。世代間の交流が少ないと、お互いに理解し合うことが難しくなるのだと改めて感じました。

エイジズムが広がる理由には、経済的な側面だけでなく、社会構造的な理由もあるとのことです。韓国では、資本主義化や産業化が急速に進んだため、社会的な連結と信頼が弱まり、個人主義がゆがんで根付いたと言います。これが、エイジズムを助長する要因になっているという指摘には考えさせられました。日本も高度経済成長期を経て、家族構造が大きく変わり、核家族化が進みました。その結果、家族間のつながりが弱まり、高齢者が孤立することが増えたと感じています。

このように、韓国と日本には共通点も多いですが、エイジズムの現れ方やその背景には違いもあります。韓国では高齢者が自分が差別されていることを直接口にし、若者も高齢者への差別をネット上で表現することが一般的だといいます。一方、日本では差別があってもそれを直接表現することが少ないため、表面化しにくいという特徴があります。これは、日本人の気質や文化の違いによるものでしょうが、問題の解決にはどちらのアプローチが有効なのか考えさせられます。

また、韓国では「ノーキッズゾーン」に加えて「ノーシニアゾーン」が存在するという話も衝撃的でした。高齢者がカフェやレストランで長時間居座ったり、大声で話したりすることが理由で入店を断られるというのは、高齢者として非常に悲しいことです。日本でも高齢者が公共の場で迷惑をかけることが問題視されることがありますが、ここまで極端な対応が取られることは少ないように思います。

エイジズムの問題を解決するためには、高齢者の健康や教育の水準が向上していることを強調するだけでなく、生産的でない高齢者にも目を向ける必要があるという指摘は非常に重要だと感じました。私自身、元気でいることに努めていますが、それでも抑うつ感や疲労感に悩まされることがあります。社会参加が難しい高齢者もたくさんいる中で、そうした人たちが差別されることなく安心して生活できる社会を目指すことが大切だと思います。

ニュースを読んで、日本でも高齢者差別が広がる可能性があることを強く感じました。少子高齢化が進む中で、若者が高齢者を支える負担感を感じることは避けられないかもしれません。しかし、その中でもお互いに理解し合い、尊重し合うことができる社会を築いていくことが必要です。世代間の交流を増やし、高齢者も若者も共に生きやすい社会を目指していくことが大切だと改めて感じました。

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