雨の新聞配達は憂鬱の極み

日々の雑記

一晩中眠れなかった

相変わらず、アルバイトのネット検索をしていて、気持ちは東京・田舎を行ったり来たりしています。東京に行きたい気持ちもあるし、行ったら行ったで、田舎で捨てなければならないものもたくさんあります。その処理を考えるだけでもうんざりするのです。

いろいろ考えていたら、だんだん気持ちが暗黒面に引っ張られて、不安が増大。いったん床についたのですが、しばらく眠れず、起き上がって、また検索という体たらく。おまけに、雨が降り始め、それもかなりな量の雨音。結局、前日、新聞配達が休みだったということもあって、長時間爆睡したのも影響してか、眠れませんでした。

そんなに、神経細くはないんですけどね。

だんだんと、新聞配達に行く時間が迫ってきます。少しだけも寝ればよかったなと思いながら、雨音だけを気にしていました。幸い、多少小降りになってきたようで、このまま止んでくれと思っていたのですが、止む気配はありません。

天気予報のアプリを見てみたら、ずっと雨という予報。カッパを着なければならない憂鬱も加わって、かなりブルーです。一つだけ救われたのは、気温が高いこと。スマホの温度計では12℃と出ています。氷雨だけはかないませんから。

結局眠らす、新聞配達の時間が来ました。

体を動かすと憂鬱が逃げていく

新聞販売所に着くと、広告を新聞に挟みこむバイトの人たちが待機中でした。今朝の朝刊を積んだトラックがまだ来てないのです。雨の日は通常よりも作業工程が多いので、時間は後へ後へと押していきます。

じっと待機しているバイトの人たちは無言です。早朝から饒舌な人はいません。みんな疲れているのです。予定が押してくると、疲れは増大してきます。自分は外に出て、屋根のある駐車場の片隅で座って待ちました。気温が高いせいか寒くはありません。

30分ほど待ってトラックが到着、搬入が始まりました。搬入も待機していたバイトの人たちの仕事なのですが自分も搬入の列に加わります。じっと見てるよりは気がまぎれます。多少時間も早くなりますから。

広告を挟む時間は駐車場で待ちます。荷物が出来上がると合図をくれるので、作業部屋に入って荷物を積み込みます。雨が降っているのでパック詰めの作業も加わります。パック詰めは自分の仕事です。

パック詰めが終わったら、荷物をバイクの前後に振り分けて、雨よけのカバーを付け出発です。バイクが古いのと気温のせいもあってか、エンジンがかかりにくいのですが、何度かキックを繰り返し、なんとかエンジンを始動させます。駐車場から道路に出ると雨が顔面に突き刺さります。かなり痛いのですが、目覚ましには格別です。

体を動かしていると、深夜の憂鬱は消えていきます。1時間前までは、体も動かなくなって、だんだんと朽ちていく老人だったのですが、まだ大丈夫だと、まだまだやれると思い始めます。それでも、気分は萎えているので、嫌なことを思い出したりしながら走ります。暗い気持ちも体が温まると少しづつ紛れていきます。

思いがけない報酬

配達はゆっくりやります。若い(といっても中年)配達人は、私より後に出て、先に終ります。当初の頃は、張り合う気持ちもあったのですが、今は自分のペースでやるようになりました。現実的にはそんなに遅くはないのです。

雨の日はさらにペースダウンです。

配達は通常より30分以上遅くに終了しました。帰還すると事務所に呼ばれ、嬉しいお知らせが。寸志をいただいたのです。12月はボーナス月なのですが、就業して1年未満の自分には関係のないことと思っていました。2月から始めたのでほぼ1年なのですがね。

嬉しい気持ちと困った気持ちが交錯しました。

こんなの貰ったら、仕事やめられない。

とりあえず、情勢は田舎でがんばる(しかない)という方向に向いているようです。年齢的に就業は厳しいですが、年明けにはどうにかしたいなと思うのです。

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