女性の乳房のような気根が幹から垂れ下がるイチョウ
チチイチョウのちちは「乳」です。植物の根というのは水分や栄養分を土壌から吸い上げる役割の他、植物の地上部を支えるという役割があります。
通常、根は土中にあって植物を支えています。
根上がりというのもありますが、人工的なもの意外は、埋まっていた部分が土が移動して露出したものがほとんどです。土壌が硬く岩場のような場所では、やり場が無くて根を空中に出す場合もあるでしょう。
気根はそのようなものとは違って、地上にある幹や枝から根を伸ばして土まで届かそうというものです。届く場合もあり、届かない場合もあります。空気中の水分を吸収している場合もあるようです。
チチイチョウの気根は、一般の人が想像している、細くていく又にも分かれた物ではなくて、本当に女性の乳房のように、太くて短いものが幹から垂れている状態になるのです。
チチイチョウが好きで、細いチチイチョウを何本も持っています。ですが、それら細い株のチチイチョウに気根があるわけではありません。老成してくれば気根が垂れるはずという希望があるだけです。
実を言えば、これは本当にチチイチョウなのかと疑問を持ちながら育てています。
それに、私の存命中にチチが出現するかどうかも分からないのです。
ですから、これは気の遠くなるようなチチイチョウの成長記録なのです。
チチイチョウの成長記
2017年3月3日 チチイチョウの剪定と植え替え
これ以前の画像も探せばあるのですが、めんどくさいので。
剪定前の画像はありません。植え替え後の画像もありません。
切り口には木工ボンドを塗ったようです。
2018年12月26日 チチイチョウ枝を伸ばすも太らず
面倒なので当時の文章を丸写しします。
ヤフオクで手に入れたので、本当にチチイチョウなのかどうかは不明です。
チチの由来は、幹の途中から、気根が出て、乳房のようになるそうです。
幹の感じはこんなです。
まあ、普通のイチョウです。
太ってくるとどうなるかですね。
太らせようとして、枝を伸ばすのですが、なかなか太りません。
地植えにすると太りが早いですが、根のあたりがヤバくなります。
根が塊のようになるのです。
この木の根もその傾向があります。
根張りといえばそうかもしれませんが、イチョウの根っこは太るのです。
これでいいのかもしれませんが。。。
春には深めに選定して、植え替えて、枝を伸ばしっぱなしにします。
来年はどこまで太るでしょうか。
2020年11月20日 チチイチョウを掃除して1年の成果を確認
清掃前のチチイチョウ
チチイチョウとしては家にある一番の古参です。
春には枝をカットするのですが、太く大きくするためには切らないほうがいいのかもしれません。2~3年伸ばして切るのが近道かも。さてどうしましょう。
このままいくか。。。
2021年4月9日 チチイチョウの芽吹きと根から芽
剪定を控えて太らせる予定のチチイチョウです。芽吹いた葉が小さくてなんともいい感じです。
下から見上げると巨木。
そして、
雑草を抜いてたら小さなチチイチョウが。
たぶん根から芽吹いたのだと思いますが、昨年この辺に枝を挿木していたのでその残りかも。どちらにしろ抜かないで育てます。来年植え替え予定だし。
2021年8月23日 チチイチョウかなり大きくなりました
やはりイチョウは大木ですね。
このチチイチョウは葉も小さめで性がよさそうです。
冬の姿が楽しみ。
結構太ってきています。
来年は深めの剪定して植え替えます。
2021年11月21日 紅葉(黄葉)そして葉刈り。1年の成果は??
綺麗に黄葉になっています。よく見るとあまり綺麗とはいえませんが。
横振りの枝が出ていますが、来春には短く剪定します。
太い部分から1節くらい残して切ります。枝は挿木します。
植え替えもしたほうがよさそうですが、時間が取れるかどうか微妙です。
あとがき
乳房が垂れるまで何年かかるか分かりませんがこの後も記録をつけていきたいと思います。
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