サイフを落としました。
家の駐車場は縦長で2台を縦に駐車しています。だから後の車を出庫したい時は、前の車を一旦道路上に出してから後ろの車を出さなければならないのです。その作業をしている時にどうも落としたらしい。
前の車を駐車場に戻して後の車で出かけました。10分もしないうちに財布のないことに気づいたのです。ズボンの後ポケットに突っ込んでいたのですが2台を乗り降りする際にせりあがってこぼれ落ちたんでしょう。気づいてからすぐさま引き返しました。
最後のコーナーを曲がって家の前の道路に入った時前方を見て、道路上には何もないことが分かりました。あとは車の中に落ちているか、家に入った時玄関なんかに置き忘れているかです。車を家の前に止めて探しました。
2台の車の中にはありません。何度も探しました。家の中にもない。何度も探しました。庭のどこかに落ちていないか。何度も探しました。ない。ない。ない。
これはもしかして誰かに拾われたのでは・・・？
悪いやつなら中の現金やらカードを抜いて草むらに捨てているかもしれない。
家の前にある草むらを探しました。ない。ない。ない。
きっといい人に拾われたんだ。思考がぐるぐる回ります。
この先クリアしなければならない作業を考えるともううんざりしています。
あー。
落ち着くことにしました。
先ず警察とカード会社に連絡しなければなりません。とりあえず警察のHPで拾得物の検索をかけてみました。ありません。落としてから1時間以内です。掲載されるとしても時間がかかります。それより免許証が入っているので連絡が来るでしょう。
警察かカード会社か迷いましたがカード会社に電話しました。
無くしたことを告げカードを止めてもらいました。話を聞くとこのあとカードが出てきてもそのカードは使えないそうです。番号も変わった新しいカードを発行することになりますとのこと。新しいカード発行には審査があるとのこと。
仕方がないので審査項目に口頭で答え再審査再発行の手続きをしました。発送は連休明けになるそう。あー。
次は警察です。所轄の警察署に電話。移出物の担当の方にサイフの形状やら中に入っているものなどを申告します。
クレジットカード、免許証、銀行の通帳（記帳に行くところ、しかも家族のも一緒に）、キャッシュカード、諸々のカード。現金は100円未満しか入っていませんでした。これは恥ずかしい・・・。現金を下ろしにいくところでした。
免許証の再発行のことを聞くと、今すぐ免許センターへ行って下さいみたいな話。えー今すぐですか？今日ですか？みたいに聞くと午前と午後の指定時間があります。それから再発行料が3,000円弱かかります。そか、金が要るのか。そりゃそうだな。
警察より遺失物番号をいただき、警察は終了。
続いて銀行に電話をかけます。
銀行がまた面倒くさいこと。通帳とキャッシュカード、それから家族名義の通帳を止めることになるのです。通帳とキャッシュカード無しで出金できますかと聞くと、通帳を再発行して出金はできますとのこと。キャッシュカードは窓口ではなくて郵送になりますと。身分証明書と印鑑をもって直ぐに来てくださいとおっしゃいます。
だいぶイライラしている。自分だけが悪いのに。
直ぐに行きますと告げ保険証と印鑑を持って銀行へ走ります。
銀行へ向かって走行中。ここで急展開。
家人から電話が入り、派出所から電話がありサイフが届いているとのこと。
喜！
すぐに行くと言っていた銀行に見つかった旨電話すると、停止解除の手続きがあるので来てくださいとのこと。警察に行ったあと向かいますと告げました。
派出所に出向きました。免許不携帯なのを忘れて車で。
電話をかけた所轄の警察署とは違います。交番です。交番に行くと巡査さんが2人いて「いい人に拾われてよかったね」とのこと。よかった。助かりましたとかニコニコ顔で手続き。ついでに世間話。面識があるわけではありません。
拾って下さった方のことお教えしましょうかとのこと。拾って下さった方の了解を得ているとのこと。もちろんお教え下さいというとメモ書きをくれました。
サイフを返してもらって交番の前で拾ってくれた方にお礼の電話。ありがとうございます。助かりましたを何度も言う。それから少しだけ世間話。ちょー話好きなおばさまでなかなか電話を切れない。
とにかく本当に感謝しました。ありがとうございました。
続いて銀行で手続きです。通帳もキャッシュカードも出てきたのですが、無いのと変わらない手続きが必要です。免許証も帰ってきたので免許証で身分証明しました。書類にサインと印鑑を押して待つこと10分くらい。やっと手続き終了です。
ただ、自分名義でないものはご本人においでいただかねば手続きできないとのこと。
かえって家人にたのむことになりました。
以上、今日は支払日でいろいろ忙しいのに余分なことしでかしてしまい、他人様にも迷惑をかけてしまいました。しっかり反省してこのような不始末をしでかさないようにしたいと思います。
拾ってくれた方、カード会社の方、お巡りさん、銀行の方、所轄警察署の遺失物担当の方、家人。ご迷惑をおかけしました。ありがとうございました。
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