田舎では車がないと動けない
東京から出戻りした時、とりあえずの足代わりに軽自動車を買いました。田舎は都市部と違って、車がないとどうにもなりません。
走行距離10万キロオーバー、ワンオーナーのワンボックスです。外回りはキズだらけ。おまけに屋根までへこみキズあり。四駆で燃費悪し。でも買いました。
車検が1年ほど付いていたので、車検まで乗って、廃車か売却しようと考えていたのです。
1年なんてあっという間です。瞬く間に車検切れ。
売却先も探したのですが、欲をかいてしまって、金額をふっかけすぎて売れませんでした。
おまけにキーを回す時に異音がするようになり、ついにはエンジンがかからなくなりました。結局売れずに放置です。
狭い車庫に放置自動車。邪魔なこと邪魔なこと。 そのまま今年になりやがて年度末がやってきます。
3月末までに廃車しないと、来年度の税金が確定してしまいます。 あたふたと廃車手続きをしました。
3月も20日を過ぎての話です。
廃車に必要なものは、軽自動車検査返納届又は自動車検査証明書交付申請書。これは軽自動車協会にあるので用意しなくても良いです。
あと、認印と車検証。 それから、ナンバープレートです。
軽自動車のナンバープレートは封印がありませんので、自分でドライバー等で外すことができます。前後2枚です。
持ち込むのは軽自動車協会。廃車なので車体は持ち込む必要がありません。
年度末の軽自動車協会は混んでいました
だいたい不精なヒトは数限りなくいて、たいていこの時期に駆け込み廃車するのです。
業者の人が多かったのですが、この時期にあわてて廃車して欲しいと持ち込まれたのでしょうね。迷惑な話です(どの口が)。
いや、業者の人だから有料なのでしょうか?
窓口で書類をもらい書き込みます。多くは車検証丸写しのなので簡単です。見本ももちろんあります。代書屋に頼んだら千円か2千円取られるのでしょう。
簡単なので自分で書きましょう。 書けたら窓口に出します。プレート2枚と車検証も一緒に出します。
ここで費用発生。当地は1台に付き350円でした。
軽自動車協会は混んでいるといいました。予約番号をもらって待ち時間を尋ねると、1時間以上とのこと。
窓口の人が指差すほうを見ると書類の山。 こちらの待ち時間より、大量に仕事を抱えた職員の人が気の毒でした。ご苦労様です。
スマホを見ながら待つこと1時間余、ようやく自分の番号が呼ばれました。
しかし、これで終わりではありません。書類をもらって違う窓口に提出。
また、1時間かと思ったのですが、5分ほどで自動車者検証返納証明書というのを頂いて終了です。
こういうのは、不精せずに、早めに手続きしましょう。
車体をどうにかする方法
廃車したので税金の心配はありません。軽自動車の税金は市町村税なので、納付場所は市長村役場です。
市役所の税務課に問い合わせたら、軽自動車協会の方から連絡が来るので市役所での手続きは何もないとのことでした。
さて、車です。 以前、持ち込んだことのあるスクラップ屋さんに頼もうと思ったのですが、なんと現在営業してないとのこと、困った。
ネットで探したらカーネクストという業者さんが見つかりました。
見積もり欄に車種と名前と携帯番号を入力すると見積もりしてくれるようです。
数日、他の方法も考えたのですが、車は動かなくなっているし、引き取り料が発生したら幾らか持ち出しかなと考えていました。
結局、カーネクストさんで見積もりしてみようと思いました。 見積もり欄に入力すると、すぐに携帯に着信。ショートメールです。そのスピードからして自動返信です。
見るとフリーダイヤルに電話してと書いてあります。なんだ、結局電話するのかと思いながら電話。 電話はすぐにつながり、車のことを聞かれました。
たいしたことは聞かれていません。車検証記載事項以外は走行距離と内外装の傷の程度くらいです。
そうしたら、見積もりは2,000円です。とのこと。 引き取り込みで2,000円。 赤字覚悟でしたが、一応黒字なので即決しました。
ただし、契約してからキャンセルすると30,000円取られるそうです。もちろんキャンセルはしません。
車の引取りにはしばらく日数がかかるそうです。いまここ。
重複しますが、手続きは早め早めにやりましょう。
さよなら軽バン
2018年4月11日
無事、業者に引き取られていきました。惜しいけどしかたなし。
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