先日、最新の国民年金の平均受給額についてのデータを見ました。厚生労働省の「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、現在の国民年金の平均受給額は全体で月額5万6316円となっているそうです。これは、男性の平均が5万8798円、女性の平均が5万4426円と、性別による大きな差は見られません。
自分も年金額は月約5万円ですので、この数字を見て特に驚きはありませんでしたが、やはり多くの人が同じような額を受け取っているのだと再認識しました。
国民年金の現実
国民年金の受給者数の内訳を見てみると、1万円未満の人が6万5660人、1万円以上~2万円未満が27万4330人、2万円以上~3万円未満が88万1065人と、低額受給者が多数を占めています。月額6万円以上の受給者もいますが、現実的には大多数が月5万円前後の受給に留まっていることがわかります。
この現実を見て、老後の生活を国民年金だけでまかなうのは難しいと感じざるを得ません。私自身も毎月の年金だけでは生活費が足りず、節約を心がける毎日です。
年金支給日のしくみ
年金の支給は年に6回、偶数月の15日にまとめて支給される仕組みになっています。つまり、2ヶ月分がまとめて支給されるので、1回の支給額は約10万円となります。私もこのタイミングで家計管理をし、無駄遣いをしないようにしていますが、それでもやりくりは大変というか不可能です。
高額年金受給者との格差
高額年金受給者が存在するのも事実で、月額30万円を受給している人もいるようです。2ヶ月分の支給となると60万円になるわけですが、これはごく一部の話です。大多数の高齢者が月5万円程度で生活している現実と比べると、大きな格差が存在していることがわかります。
老後の対策
この現実を受け入れ、公的年金だけに頼らない生活設計が必要です。iDeCoやNISAなどの制度を利用して、自分自身で将来のための資金を準備することが推奨されています。私も遅ればせながら、こうした制度を活用して少しでも貯蓄を増やす努力をしていかなければならないなと感じています。
現実的にはiDeCoは無理のようですがNISAはどうなのかな?あまり知識がないのですが。
結論
最新のデータを見て、国民年金だけでは十分な生活ができないという現実を改めて実感しました。老後の生活をより豊かにするためには、公的年金以外の収入源を確保することが重要です。若い頃からの計画的な貯蓄と投資が鍵になると感じています。私自身も、もう少し若い頃から対策を始めていればとかなり後悔していますが、今からでもできることを続けていこうと思います。
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